1.よくある音楽可物件の問題点とは
「音楽可」ならどんな物件でも大丈夫か。
よく物件検索サイトで「楽器可」の賃貸物件が多くあります。しかしこの場合の多くの物件が、楽器可と言っても大家さんが募集の際の条件で楽器演奏を許可している物件ですので、構造や防音対策の有無は無関係な場合が多いです。特に物件の築年数が古くなったから楽器可にした物件も多数あります。一方で、防音賃貸マンションもあります。こちらは物件全体、または一部の部屋に防音対策を施して作られた物件で、鉄筋鉄骨コンクリート製で、二重サッシや床、扉など防音性能に力を入れた物件もあります。楽器可賃貸物件の問題点としては、空室を埋めるために、特段の対策もしていない物件を楽器可として募集している場合も結構あって、楽器可と防音マンションが混在していることです。ですので、入居者の皆さんが物件を選ぶ時、どっちかわからないので、実際に演奏したら音漏れして、隣の部屋や近隣からクレームやトラブルの原因にもなったりすることがあります。安心して音楽を楽しみたいならしっかり防音性能のある物件を選びたいですよね・
