大倉正之助(能楽師 大倉流大鼓)

第11回 大倉正之助(能楽師 大倉流大鼓)

重要無形文化財総合指定保持者
能楽師 大倉流大鼓
公益社団法人能楽協会会員
一般社団法人日本能楽会会員
能楽囃子大倉流大鼓、小鼓の宗家に生まれ、父・大倉長十郎、祖父・大倉長右衛門より稽古を受け、9才で初舞台。
能楽公演では翁附五流五番能の大鼓を全て一人で打ち納め、能楽史上、囃子方として前人未到の試みを成し遂げ成功を収める。
能楽の公演他、世界各国の首脳・VIP来日時等、首相官邸晩餐会での演奏や、政府主催の音楽祭に
参加、ローマ法王より招聘されバチカン宮殿内においても日本代表として演奏する。
東京ドームで行われたMLB(メジャーリーグベースボール)開幕戦オープニング式典に出演。総合格闘技ダイナマイトでは、国立競技場にて10万人の観衆の前で独奏。国内外のアーティストとの共演等、 国際文化交流の場で活躍。
CM、ドキュメンタリー番組などメディアにも多数出演し、日本の素晴らしい文化を世界に向け、発信し続けている。
ユニバーサルミュージックよりCD「飛天」発売。

公式HP http://www.hiten-jp.com

1.音楽を始められたきっかけ
代々続く能楽の大鼓、小鼓の家の古い家系に生まれ、物心がついた頃には鼓に触れており、父や祖父より稽古を受け、日常的にその環境の中で育ちました。

伝統の舞台をつとめながら、世界各国での音楽祭や式典などにも参加し、日本の素晴らしい文化を海外の方にも触れて頂くと共に、現地のアーティストとのコラボレーションなど、国際交流に努めて参りました。

東京ドームで行われたメジャーリーグ開幕戦のオープニングでの演奏や、総合格闘技イベント・ダイナマイトでは、国立競技場の聖火台にて10万人の観衆の前で大鼓独奏をさせて頂くなど、新しい事にも意欲的に取り組んでいます。

また、これまで40年近く学校を訪問し、1000校以上、日本だけでなく世界中の学校を回り、能楽の大小鼓の授業を行い、日本伝統文化の普及と共に、文化を通し国際親善に努めております。

2.音楽家を目指す人へのメッセージ
好きであれば、とにかく続ける事。
「好きこそ物の上手なれ」、「継続は力なり」という言葉があります。途中であきらめてしまえばそれまで、あきらめずに最後までやり続ける事で、必ず評価されるときがくるでしょう。
私自身は能楽を更に若い方にも関心を持ってもらえる試みとして、能楽と映像のコラボレーションなど独自の舞台を切り開らき、常に新しい世界に挑み続けています。原動力は、「表現者として、新しいものに挑戦し、創り出したい」という想
いです。
今は、新表現を創造することと、次世代に日本の伝統文化・精神を伝えていく環境づくりに力を入れ、将来の日本の創造力、文化力を高め、高い志を持った人々を育てていきたいと思っています。

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