姉妹デュオあいみゅうは、CD制作にあたって結成したデュオ。
姉)小林あいり 妹)未侑
長野県岡谷市出身、音楽が好きな両親の影響で共に楽器を習う。父が衝動買いしてしまったアルトサックスを姉が。姉が楽しく音楽教室に通う姿を見て、妹がクラリネットを始める。2人は桐朋学園大学音楽部器楽科に入学、卒業。卒業後も音楽に携わる仕事を続けて今回初めてのCDリリースをする。
<小林あいり>
桐朋学園大学音楽部器楽科を卒業後、同大学研究科修了。
及川音楽事務所所属アーティストとして演奏活動を行う他、音楽教室講師、小中高の吹奏楽指導など後進の指導に当たる。
<Myw-ミュウ->
2016年桐朋学園大学音楽部器楽科を卒業。同年4月より、桐朋オーケストラ・アカデミー研修課程に一年間在籍。器楽奏者とボーカルの融合した演奏ユニット「C;ON」(シーオン)にて活動ののち、Myw(みゅう)ソロ活動を開始、2021年からはぶどうを育てるミュージシャン?として、音楽活動を続けながら、株式会社GREENCOLLARの社員として山梨県北杜市とニュージーランドの二拠点で旬を極めるぶどう「極旬」を作る。
2022年6月21日渋谷クロスFM『音楽マンションプレゼンツ Life with Music』出演映像アーカイブ
音楽を目指したきっかけ
<小林あいりさん>
最初は、エレクトーン教室に行ってました。両親は、音楽をしていませんが、私が音楽をやって楽しんでいたのを見て、レッスンを見つけてきてくれたり、とても協力してくれました。
本人は、楽しんでましたが、周りの方のようにうまく弾けないのを見て、小学校高学年から、管楽器を勧めてくれました。
中学は、吹奏楽部でしたが、高校は、サックス一本で練習するようにアドバイスをしてもらい、レッスンしました。
地元長野に、東京芸大を出られたサックスのプレイヤーがいて、その方が市民センターの館長になられていました。
音楽高校に行くという選択しもあったのですが、運よくそのサックス奏者の先生にお習いすることが出来て、音大受験まで、地元長野で学ぶことが出来ました。
音大に行ってみて、周りの同級生は、北海道や、遠くから、東京に通ってならっていたと知り、初めて、その環境がどれだけ恵まれていたか?が分かりました。
大学卒業後、2年、研究科に行き、生徒さんも増やしていき、コンサートの出演依頼のご縁も作っていき、活動の基盤を作りました。
<Myw-ミュウ-さん>
色々なことに興味があり、身体を動かして、何かを表現するのが大好きでした。
小さい頃から、陸上・テニスなどをしていました。
その一環として、バイオリンもしていました。
中学生を目前としたときに、先生に「身長も伸びてきたので、大人の正規のバイオリンに変えましょうか」と言われましたが、値段が高額で、親が続けられないという判断でした。
両親が運動経験者で「歳を取ると続けられない」ということで、音楽を勧められました。
その時は、既に姉がサックスを本格的に習っており、その教えてくださる先生が、サックスの前は、クラリネットをやっていらしたので、クラリネットを勧めていただき、始めました。
クラリネットは、バイオリンほど、高くなかったのです。
私も長野でレッスンを続け、音大に合格して東京に来ました。
私は、音大4年行った後に、オーケストラを目指していました。
その後、音大にあった、オーケストラアカデミーに進みました。
しかし、オーケストラには、行かず、私は、クラシックだけが好きだったというわけではなく、他のジャンルも好きだったので、まず、ガールズユニットで活動しました。
今後の夢
<小林あいりさん>
せっかく、姉妹で、音楽を続けられているので、これからも、姉妹一緒に音楽を続けていきたいと思っています。
<Myw-ミュウ-さん>
ガールズユニットは、20代前半で辞め、ソロ活動や、作曲の他に、山梨県でブドウ栽培を会社員として、やっています。
コロナ禍で、これからの演奏活動を考えたこともありますが、もともと果物が大好きだったので、音楽を辞めることなく、会社からもご理解いただき、それが、逆に肩書として、葡萄を育てながら、音楽をしています。
今まで、は東京や関東地方で演奏活動をしていましたが、長野の家族や親族も見られる環境でも、演奏活動をしていきたいと思います。
音楽を目指す皆様へのメッセージ
<小林あいりさん>
音楽をやるときに、「儲からない」とまわりから言われましたが、それ以外に、「人との縁」などを得ることが出来ました。
そういうものも大事にしていってほしいと思います。
<Myw-ミュウ-さん>
コロナで人を集めるのが難しかった時代に、音楽を「諦める」という選択もありました。
「音楽以外をやることは、負けだ!」という方もいらっしゃいますが、私はやりたい方向を考えて、選択肢の一つとして、農業と音楽を選びました。
皆さんにも、こんな音楽のやり方があるんだと知ってもらえたら、嬉しいです。
(2022年7月取材)