相川政美(三線)

1.三線を始めたきっかけ
中学生の頃からギターを弾いてライブをやる位好きで、1982年位に、初めて沖縄に行って、生の三線を聞いたときに、なんだか懐かしくて涙が出たので、これは、きっと自分のDNAに入っていると確信しました。
それからしばらくして、赤羽でネットの弾き語りの仲間を集めてライブをしてた時に、
そして「そうだ!三線をやらなきゃ!」と思い、三線を買って弾き始めます。

2.三線を教え始めたのは?
2006年、ベトナムに会社を創った時に、三線は無いと思って持って行ったら、ベトナムの人が、「昔のおじいさんたちは弾いてた」と聞き、色々調べたら、どうやら、三線はベトナムの方が原点だったようです。
ベトナムで、色々な人と知り合い、三線を教えてほしいと言われて教えだしたのがきっかけです。

3.今後の取り組み
ベトナムのダナンに、沖縄で売られている三線(部材を含め)7~8割りの供給をしていた人がいて、仲良くなり、「東京で三線を売ってくれないか?」と頼まれました。
売るには、教えなければならないので、最初日本橋の沖縄料理店さんで教え始め、そのお店が無くなるというので、赤羽で始めることになります。
おかげ様で生徒さんも増えています。
ところが、ベトナムのダナンの知り合いが、三線を作らなくなりそうで困っていたら、赤羽の友人で「宮大工でギター職人」の人に三線を作ってもらうようにお願い出来ることになりました。
「メイドイン赤羽」の三線が生まれるように頑張っています。
実践型三線教室なので、生徒さんのモチベーション維持の為にもライブのオファはドンドン受けてます。

4.一番伝えたいこと
ツールは三線だけれど、僕が心がけてることは、「本当の豊かさ」をみんなに伝えたい!!今の社会の在り様からいうと、本来の人間の生き方と違う生き方をさせられているので、みんなストレスが溜まっています。
それを癒すのではなくて、「考え方を変えれば」少し楽になるのではないかと思っています。
自殺したいと思っていた方が、三線の門を叩いてきてくれて、三線と出会って、今、楽しくて、「死ななくて良かった。相川さんと会えてよかった!」と言ってくれると本当に嬉しいです。
三線の技術向上も良いが、こういうのが本当の意味で、一番重要だと思っています。

5.音楽家を目指す人へのメッセージ
とりあえず、色々な人に逢うこと。
踏み出すことによって、可能性を広げることが出来ます。
私は、ネットを活用しています。
ウェブ、ブログ、SNSをすべて活用しています。
SNSはタダですから、それを活用しない手はないと思います。

(2017年3月取材)

 


 

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