山元 香那子(ピアニスト)

第17回 山元 香那子(ピアニスト)

国立音楽大学音楽学部器楽学科ピアノ専攻卒業、同大学大学院音楽研究科修士課程器楽専攻修了。
学内のオーディション選抜、また推薦によりソロ室内楽コンサート、卒業演奏会、大学院新人演奏会、第8回日本ピアノ調律師協会主催新人演奏会に出演。在学中最優秀により岡田九郎記念奨学金、国内外研修奨学金を受賞。
ウィーン国立音楽大学セミナーにて故N.フローレス氏のレッスンを受講、ディプロマ取得。ウィーンでの功績が認められ平成18年度日本学生支援機構JASSO優秀学生顕彰事業文化・芸術部門奨励賞奨励金を受賞。第10回川口市青少年ピアノフェスティバルグランプリ、第1回日本演奏家コンクール第1位、第3回YBP国際音楽コンクール第1位、第5回国際ウィーンピアニストコンクール(オーストリア)第3位、第22回市川市文化振興財団新人演奏家コンクールピアノ部門最優秀賞、第2回川口クラシックライブグランプリなど数多くのコンクールにて優勝入賞を果たす。平成29年度川口市文化三賞第31回川口市芸術奨励賞(音楽)受賞。
Foresta~2011年~毎週月曜21時放送中“BS・日テレ日本こころの歌”コーラスグループ「フォレスタ」専属ピアニストとして出演中。フォレスタメンバーとして日本フィルハーモニー楽団との共演、ハワイ公演・全国ツアーなど各地で年間100本近くのコンサートなどに参加。NHKラジオ番組に出演。同番組2015年10月~2016年エンディングテーマ「夢」を担当。

HP http://yamamotokanako.com/
Blog https://ameblo.jp/maedchen/

1) ピアニストを始めた理由

ピアノの先生だった母から手ほどきを受けたのは3歳半、それから当時憧れの先輩が通っていた音大の附属中学校に小学校3年の時に自ら志望し無事に合格、そのまま高校・大学と進ませてもらいました。その先の進路を考えたときにもう少し勉強したいと大学院へ進学しましたが、あまり真面目ではなかった当時の私の様子を見ていた両親は当初は進学に反対で院の2年間は奨学金を借りて学びました。ここで出会えた恩師のおかげで、更に音楽の楽しさ、愛情を育むことができたので私にとってかけがえのない時間でした。

その後演奏家になるという考えは全く浮かばず、卒業後は大学入学時からはじめたピアノ講師を続けながら、私立高校の非常勤の音楽講師になり5年間勤務しました。高校講師の道を邁進しようとリコーダーや合唱サークルに入ったり、吹奏楽指導のセミナー、指揮は友人に習い、学校にある各楽器もすべてに触れさせてもらいました。楽器教室の無料体験で行ったフルート教室ではあなたはフルートに向いていないと言われ、クラリネットを自宅に持ち帰り練習してみたらぎっくり首になったり、チューバは全然低い音が出せない。
すっかり自信喪失していたときに、なんでピアノが弾けるのにそんなに落ち込むのか?と周りに慰められ、ピアノの練習を再開し演奏機会を得るために受けたいくつかのコンクールですべて優勝することができ、コンクールの副賞のお仕事やリサイタル機会をいただいているうちに演奏の仕事がだんだんと増えていきました。

演奏活動を充実させていくうちに学校の仕事も生き生きとできるようになり、生徒ともピアノを通じて楽しくコミュニケーションをとれるようになりました。
そのうちに演奏の方のお仕事が増え学校の勤務と演奏活動の両立できなくなってしまい、現在はピアニストとしてBS日テレ毎週月曜21時から放送中の日本こころの歌のレギュラー出演。テレビ・ラジオ収録、ハワイ公演、全国ツアーなど年間100本以上の公演に参加。ソリストとして都内芸術フェスティバルのコンツェルトに呼んでいただいたり、ソロリサイタルも定期的に開催しています。

2) 今後のご希望や活動

本当にありがたいご縁が繋がって現在演奏活動をさせていただいていますので、まずはこのことに感謝し、聴いてくださるお客様の心に響くような演奏ができますように音楽を大切にしたいと思っています。

年間100公演を超える日本こころの歌のコンサートでは日本全国を回らせていただいていますが、“杖をついていらしたお客様が、杖を持ってきたことを忘れるぐらい元気になって帰られた”なんていうエピソードなどもあり、お客様の笑顔を会場で目の当たりにでき音楽のパワーを実感します。日本こころの歌では教科書から消えゆく童謡唱歌をはじめ、時代を超えて語り継がれる名曲をジャンルを問わず演奏していますが良い音楽はどジャンルを問わず良い!ということで、こころの歌のピアニストがクラシックを弾くなら聴いてみようかな?と思っていただけますように、クラシックの演奏会などで知ってくださった方にはぜひ番組も見ていただけますようにきっかけになれたら幸せだと思っています。

また、自身の演奏の他にコンサートプロデュースや後進の演奏家の育成の場、音楽溢れる街づくりなど自治体などと協力し提案させていただいておりますが、今後は育てていただいた社会に恩返しできるような活動も積極的に行っていきたいと思っています。

3) これから音楽の道に進む方々へ

お仕事の現場で求められることは多種多様で価値観も様々です。柔軟に対応し自分の引き出しを増やしていくこと、お客様に喜んでいただけるよう最大限努力することはとても重要なことだと感じますし、一つ一つのお仕事を大切にすることでご縁は結ばれていくと感じます。自分が愛情を注ぐ音楽を大切にすること、勉強を続けていくこと。いつも新鮮な気持ちで音楽に向かいたいといつも思っています。

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