清水 優美(ソプラノ)

第18回 清水 優美(ソプラノ)

三重県出身。
国立音楽大学音楽学部演奏学科声楽専修卒業。同大学科目履修生(歌曲ソリストコース)在学中。これまでに国立音大芸祭オペラ《魔笛》童子II役、《NHK交響楽団第九演奏会》、《サウンド・オブ・ミュージック》主役マリア役、G.フォーレ作曲《レクイエムop.48》ソリストとしてオーケストラと共演。南麻布セントレホール、三軒茶屋キャロットタワー、新宿小田急百貨店、立川昭和記念公園、老人ホームや学校などでコンサート出演。福島育英会奨学金を得て、イタリア・カリアリ夏期国際音楽アカデミーにて、ディプロマ取得。三重・桑名西ロータリークラブ第29回新進音楽家奨励賞受賞、中日新聞に掲載。
現在は、クラシックやミュージカルを中心に東京と地元三重で演奏活動をしながら、イタリア長期留学へ向け準備中。将来的には、日本でクラシック音楽をもっと身近に感じられるような活動やコンサート企画などをしていきたいと考えております。

演奏のご依頼、お問い合わせお待ちしております!
Mail:yumirin432@gmail.com
Blog:http://ameblo.jp/yuuuuumi0918

2022年7月5日渋谷クロスFM『音楽マンションプレゼンツ Life with Music』出演映像アーカイブ

1) 音楽家になったきっかけ

三重県の出身ですが、小学校の音楽の先生からクラブ活動の合唱団に誘っていただいた事がきっかけです。その後、地域の合唱団に入団し、地元の市民オペラに子ども合唱として何度か出演したことでクラシックに目覚め、声楽を学びはじめました。子どもの頃に、ソリストを東京から呼んでいるくらいの1000人規模の舞台に出演させていただけたことは私にとって貴重な経験でした。

大学の進学にあたり、東京の国立音楽大学に進みました。地元ももちろん好きですが、東京はさらに沢山の刺激を受けられると感じたからです。
高校は進学校で大変だったので、音大は音楽に集中できて、とても楽しかったです。

就職活動が始まる大学三年生になり、将来の進路を考える時になって、家族会議をしました。
父は、私のためを考え、一旦企業に就職したらといってくれましたし、音楽の先生などの安定した職業をと望んでいましたが、どうしてももう少し勉強を続けたいと思ったので、二期会の研究所に行くか、科目履修生になるかを悩み、留学も考えて科目履修生を選びました。

2) これからの予定

来年から、イタリアに留学する予定です。オペラが好きなので、イタリアオペラを学びたいです。
また、最近は東京だけでなく、地元の三重でよく演奏させていただいているので、そちらも続けていきたいです。
将来的には、演奏もしたいのですが、クラシックというジャンルは何となくハードルが高いイメージがあり、気軽にコンサートに行けない人が多いので、もっと身近に感じて貰えるような小さいコンサートを企画したり、子ども向けにオペラを解説するワークショップをコンスタントに行ったりしていきたいと考えています。
そのためにも、まずはイタリアでもっと多くの事を学んできて、日本に戻ってきた時にそれを生かせれば良いな、と思います。

3) 音楽家を目指す人へのアドバイス

日本の環境だと、続けていくのが大変ですし、東京は特にライバルが多いので、強い気持ちを持って、「続ける」ということがとても大事だと思います。

(2017年12月取材)

2022年7月5日渋谷クロスFM『音楽マンションプレゼンツ Life with Music』出演映像アーカイブ


 

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