安達のり子(音楽プロデューサー)

上野学園大学音楽学部ピアノ専攻卒業後、ウィーンと東京で近藤洋子氏、Pro.V.トイフルマイヤー氏に師事、研鑽を積む。後進育成に関わりながら
全日本演奏家協会コンサート他ジョイント、深沢亮子らと、障がい者ピアニスト世界大会コンサート出演、2011.若手演奏家支援のT&N企画を設立.
日経BP取材のロボットとのコラボやモーツァルトセラピーコンサート等、アートや対談等含めたユニークな公演も多く、ベトナム、ウィーン楽友協会、ニューヨークカーネギーホール、イスタンブールThe Japan Week 、など主催公演は500を超え、国内外多数.
ヨーロッパでの音楽取材著書「世界音楽旅」はI, I Iとイタリア文化を紹介したイタリア文化会館推薦書選出。
JASRAC作詞作曲家として、東日本大震災以降支援を続けている福島復興ソングをNHKみんなの歌シンガーソングライターの彩と組んで作詞「千年太鼓」(作曲 彩 作詞 安達のり子)
飯坂温泉小学校、飯坂温泉音楽祭等で発表。
https://tandn-plan.jp/

音楽を目指されたきっかけ

ピアノは子供のころから弾いていました。
中学受験をして、上野学園大学付属中学に入りました。
将来の仕事とかは考えず、始めました。

進学は全員は、上がれないので、仲間がだんだん減っていきました。
大学に行きましたが、最後は、とてもご高齢のおばあちゃまの先生でした。
細かいところまでは指導されない先生でしたので、サマースクールに色々参加する中で、近藤洋子先生にお習いしておりました。

大学卒業の時に、ご高齢のおばあちゃまの先生が亡くなってしまったので、その後は、近藤洋子先生に師事させていただきました。

そのうち、最初は後輩のお世話をする機会があり、それが仕事になりました。
私が、全部チケットを売れるわけではないので、やる気のある人と組んでいきました。
私は、お手伝いはしますがその後のすべて面倒見れるわけではないので、その方がそれ以降輝かれるかは、ご本人が輝ける努力をしているか?に掛かっています。

現在の状況

コロナの間に、「生の音楽が味わえない」というお声をいただき、また、「音楽を聴くのがYouTubeだけというのは勿体ない」と思い、細々とですが、安全性を考えながら、二か月に一度くらい、演奏会をしていました。
演奏家にとっても、発表の場が無くなってくると、モチベ―ションも下がりますし、演奏にも、差し障ります。
ですから、細々と続けていきました。

演奏会をやらなかったら、私の気持ちも持たなかったと思います。
これからのことは、国や都の方針を聞いてから、決めていきたいと思います。
コロナ禍で、演奏会の出来るホールや、音楽を合わせるスタジオもたくさん消えてしまいました。
そのため、事務所を借りることにいたしました。

今年、来年からは、「意義のあること」をやっていきたいと思っています。
暗中模索しながら、「これかな?」と思うことを少しずつやっていきたいと思っています。

音楽家は、職業音楽家ですから、「食べるために仕事でやっている」ので、コロナだからと、人を集められない状況を、国も含めて、考えていく時期だと思います。
アーティストも、自分事として、声を出していく時期だと思います。
仮の姿として、生きるためにウーバーイーツをやっている音楽家もいっぱいいます。
実家の農家を手伝っている音楽家もいます。
音楽だけで食べていくだけでなく、いくつも他の仕事を持っていく時期が来たともいえます。
テクニックがある素晴らしい演奏家も、しっかり自分をブランディングが出来て、時代の波に乗る器用さも必要です。

これから音楽を目指す方へのメッセージ

プロの音楽家だけではなく、趣味でもいいかもしれませんよ。
時代の波に乗り、上手くセルフプロデュース出来ない音楽家は、残れない時代になってきました。

それがはっきりしたのは、今年の「ショパンコンクール」だったと思います。
今年の「ショパンコンクール」ではたくさんの日本人が活躍しましたが、その中に、音楽大学を卒業していない、角野隼斗君がいました。
もちろん、ショパンコンクールに出れるくらいの腕があったんですが、YouTuberとしてもファンが100万人以上いますし、新しい風を起こしました。
毎日10時間レッスンルームで練習しても、誰も聞いてくれなければ、何にもなりません。

ショパンコンクール二位の反田恭平さんは、ピアニストですが、実業家のように、奈良県と協力したり、自分のオーケストラを作っています。

彼らのようにセルフプロデュースが出来て、器用に色々なことが出来ないと、昔からの王道のコンクールと留学だけの道では、演奏家として活躍の場を作れないかもしれません。
音楽の仕事は、たくさんあるので、考えてみるといいです。

観客のお顔が見えていないアーティストがいらっしゃるのが残念に感じています。
自分のために練習を積み演奏、パフォーマンスをするのみではなく、聴衆のために、喜んでいただく気持ちを持って演奏家になっていただきたいです。その中で様々な工夫が生まれ日本の音楽の世界が広がっていくと思います。

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