h2 marimba duo (ハニーマリンバデュオ) 謝皓昀 浜谷安里(マリンバ)

h2 marimba duo (ハニーマリンバデュオ)

東京音楽大学大学院で出会い、意気投合。2020年、コロナ禍での演奏動画制作をきっかけにh2 marimba duo(ハニーマリンバデュオ)として活動を開始。h2 はお互いの名前の頭文字Hから付けられた。謝皓昀(Hao-Yun Hsieh)浜谷安里(Hamatani Anri)
台湾人と日本人の珍しいDUOであり、今後の目標は「日本と台湾の架け橋になること」

2021年文化庁助成金「ARTS for the future!」に採択され「h2 marimba duoコンサート」@吉祥寺N E P O」「h2 marimba duoコンサート@雑司ヶ谷音楽堂」の2公演を開催。2022年東京都助成金「アートにエールを!」に採択され「h2 marimba duoコンサート@銀座ヤマハホール」を開催。
また2022/11/13「h2 marimba duo @保谷こもれびホール」を開催予定。

youtube https://youtube.com/channel/UCuKcwkBDSwcsTrbCt0D-t8g
Instagram
https://instagram.com/h2_marimba_duo?igshid=YmMyMTA2M2Y=

謝皓昀 Haoyun Hsieh(写真左)

台湾出身。12歳より打楽器を始める。台湾清水高等学校卒業、国立高雄師範大学音楽学部卒業、東京音楽大学大学院修士課程修了。
これまでに、毛若瑾、謝家豪、鄭醴丰、陳俊庭、張育瑛、菅原淳、神谷百子の各氏に師事。
2009年台湾全国音楽コンクールマリンバ部門第2位。
2012年台湾高雄師範大学協奏曲コンクールにて演奏権を獲得し、出演。
2013年ベルギー国際マリンバコンクール2重奏部門特別賞。
第20回JILA音楽コンクールマリンバ部門第3位。
日本打楽器協会第33回新人演奏会グランプリ岩城賞。
第23回KOBE国際音楽コンクール最優秀賞及び神戸市民文化振興財団賞。
第24回おきでんシュガーホール新人演奏会入選。
大学院在学中、給費奨学生及び文部科学省奨学生。
2013年〜15年、台湾高雄ウインドオーケストラ打楽器奏者。
「h2 marimba duo」メンバー。

浜谷安里 Anri Hamatani(写真右)

香川県高松市出身。
高松第一高等学校音楽科を経て、日本大学芸術学部音楽学科弦・管打楽器コース卒業。
東京音楽大学大学院音楽研究科科目等履修生(打楽器)修了。
これまでに故何森博子、森ゆき子、深町浩二、今泉久、菅原淳、神谷百子に師事。
現在関東と香川を中心に活動中。
近年では、瀬戸内海に浮かぶ女木島のアートスペース「MEGI HOUSE」の再生&キュレーションに取り組んだり、小編成アンサンブルでの新たな表現を模索している。
「花園distance」「h2 marimba duo」メンバー。

2022年11月1日渋谷クロスFM『音楽マンションプレゼンツ Life with Music』出演映像アーカイブ

どうして音楽の道に進んだか?

<浜谷さん>

3~4歳からピアノとクラシックバレエを習っていました。
打楽器との出会いは幼稚園の音楽会で、その時担当した木琴が楽しくて両親に木琴を買って!とお願いしたのですが、その時は買ってもらえませんでした。
小学校でも音楽クラブに入りました。
一年目は、アコーディオンでしたが、その後、打楽器を担当しました。
打楽器を演奏するのはとてもワクワクしました。
担任の先生が見本でシンバルを演奏してくれたのをカッコいい!と思ったのは印象深いです。

そのまま中学校でも吹奏楽部で打楽器を続けていました。
ここで、音楽の道を選びました。
中学生のときに、何かひとつの事を勉強して極めたいと思い、音楽を続けていけば、この先の人生が楽しくなりそうだなと思い、当時の吹奏楽部の顧問の鶴の一声もあり、打楽器で音楽高校への受験を決めました。
タイミングが重なり打楽器を選択しました。
打楽器と言っても、入試の時に、小太鼓かマリンバが選ぶのですが、私は、ずっと、小太鼓をやっていました。
そこから音大に進学し、様々な出会いがあり今に至ります。
謝さんとは、大学院の一年上で出会いました。

<謝さん>

5歳からピアノをはじめ、小学校になったときに、音楽クラスの打楽器アンサンブルという部活があり、入りました。
日本では、聞いたことがありませんが、台湾にはたくさんあります。

私は、ピアノを習っていたので、メインパートでやっていました。
国立の中学校の音楽科に受験して入り、また、高校も音楽科を受験し、大学も音楽科を受験しました。
私の高校の打楽器の先生も、大学の打楽器の先生も日本に留学されていたので、その影響で日本に留学しようと思いました。
日本語は1年間、学校で勉強しました。
日本を代表するマリンビストである、神谷 百子先生が大好きで、神谷先生がいらっしゃる東京音楽大学の大学院を受けました。

今は働きながら、音楽活動や演奏会をやったりします。
中国人や台湾人の方のピアノの先生もしています。

今の活動と今後の活動

(ハニーマリンバデュオとして)

大学院で出会ったのが2015年、2016年から一緒にコンサートをやったり、日台のイベントで演奏したりしていました。
2020年のコロナ禍をきっかけに、機材もそろったのでリモート動画制作をしようとなり、ハニーマリンバデュオとして活動を開始しました。
翌年の2021年からはコンサート活動を文化庁や東京都からの助成金を受けて年に2回ずつ開催しています。
2022年にはすごく響きの良い銀座ヤマハホールで開催できた事が身に余る思いでしたが、ますます頑張ろうという気持ちになりました。

今後の目標は『 日本と台湾の架け橋になる事』
謝さんの台湾と私の地元である香川県でのコンサートを目標にしています。
その後は日台交友イベントなどに出られたらいいなと思っています。
地道に頑張ります。
他の楽器でも、日本人と台湾人のディオが少ないので、マリンバや打楽器を通してそれぞれの地域の交流をもっと盛んにしていきたいと思っています。

音楽を目指す皆様へのメッセージ

最高の友人と出会って切磋琢磨する事がとっても良い事だと思います!
音楽に限らず、美術や舞踊、どんなジャンルの公演でも感銘を受けたコンサートの帰りは、沸々と元気が湧いてきて静かに心躍る感じがします。
それぞれのスタンスやスタイルは違うけれど、そういうものを与えられる演奏家やパフォーマーはとても好きで憧れます。
続けていく事、大変なことはたくさんありますし楽しいだけの世界ではありませんが一緒に頑張りましょう!
練習は辛いですが、舞台に上がって演奏をするときの達成感を是非、味わってください。

(2022年10月取材)

2022年11月1日渋谷クロスFM『音楽マンションプレゼンツ Life with Music』出演映像アーカイブ


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