ニャリみゆき(ソプラノ)ニャリギュラ(ピアノ)

ニャリみゆき (ソプラノ)
西宮市出身。 大阪音楽大学声楽科卒業。
20代はピアノを子供達に教えるかたわら、イベントなどの司会、モデル、社交ダンスのプロ競技ダンサーなど歌以外の経験を積む。04年、ピアニストニャリ ギュラとの出会いをきっかけに自らのコンサートのプロデュースを始める。06年、ジーエムアートグレイス㈱を設立し、関西を中心にセルフプロデュースでコンサート活動を行う。08年から始めた親子のためのコンサートは特に好評を得ている。
同時に始めた幼稚園・保育園訪園コンサートは多くの園に喜ばれている。
09年から始めた親子のためのコンサートは累計ご来場者数10000人を超えるコンサートとなった。
歌手、イベントの企画&プロデューサー、音楽教育家。

ニャリ・ギュラ (ピアノ)
ハンガリー・ブダペスト出身。 幼い頃よりジャズピアニストの父の影響を受ける。
父の家系はハンガリアンジプシー音楽家。9歳からピアノを習い始め、バルトーク音楽院、フランツ・リスト音楽院を卒業。ヨーロッパではピアニストとして様々な賞をもらい活躍する。
06年より日本での音楽活動も始める。
12月にはピアノを弾くサンタクロース=ギュラサンタで毎年大忙しで毎年多くの幼稚園・保育園を訪問し、子供達・先生方に大好評♪ ヤマハ出版よりハンガリー人作曲家ピアノ作品集を出版している。

<なぜ、音楽を始めたか?>

(ニャリみゆきさん)
16歳の時に宝塚市内のミュージカル劇団(宝塚とは関係ない劇団です)に入ったのが声楽の道に進むきっかけとなりました。その劇団の所属中はいろんなイベントに出演して歌う事の楽しさを体験しました。
その劇団を主宰していた女性のソプラノ歌手の先生、AIKAさんが私のひとり目の憧れの師となり、大阪音楽大学に進みました。
声楽は上手とは言えなかったので卒業後はどうしようかと思っていた時に友人からの勧めで卒業後は3歳の女児2人からピアノを教え始め、ピアノの教え方を学んでいなかったのでピアノの教授法を勉強するにあたり出会ったのが私の2人目の憧れの師となった樹原涼子先生でした。
ピアノを子ども達に教えながら声楽を学び続け、同時にMCの仕事や社交ダンスの競技選手もしていました。20代は自分を生かせる道は何かと芸術を通して自分探しをしていました。
ギュラと出会ったのは32歳の時、当時ギュラは4か月の契約で大阪のリッツカールトンホテルのラウンジのピアニストとしてヴァイオリン奏者と2人でハンガリーから来日して演奏の仕事をしていました。
そのラウンジで出会い、仲良くなった記念に私が企画したのが、大阪市内のピアノのあるイタリアンレストランでのディナーコンサート。当時60席が2週間で完売したのに味をしめて、その後はディナー付きのコンサートを企画・演奏する様になりました。
2006年にギュラと結婚してジーエムアートグレイス㈱を設立、
2007年からサロンコンサートを始め、2008年からホールコンサートを企画、
弊社のヒット商材はギュラがピアノを弾くサンタクロースになる<親子のためのクリスマスコンサート>
コンサートは全て私が企画して二人で演奏の形態で開催を続け、親子のためのクリスマスコンサートは最大5か所7公演、最大で1600人超のお客様を迎えていました。コロナ禍でも開催を続けて2021年には総ご来場者数が10000人を越えました。

(ニャリ・ギュラさん)
ハンガリー生まれ。父方が音楽家のジプシーで、300年続く家柄。
ジプシーと言っても、昔は王侯貴族に仕えていた名門でした。
幼い頃よりジャズピアニストの父よりピアノの手ほどきを受け、9 歳よりピアノを本格的に習い始める。
11 歳でバルトーク音楽院に入学。
1994 年フランツ・リスト音楽院に入学。

右手に違和感を感じ、自暴自棄になっていた20代で、日本に4か月契約でリッツカールトン大阪でピアニストとして弾いているときに、みゆきさんに出会いました。

<現在の活動>

親子コンサート以外は神社や寺での奉納演奏会も続けていますので、それを続けながら昨年サロン的空間のある家に引っ越したので、その家からホームコンサートやギュラのハンガリー料理のおもてなし会、音楽教室など自宅兼事務所からもいろんな事を発信する予定です。

<音楽を目指す人へのメッセージ>

音楽家を目指すのは甘くはないです。音楽一本でやっていくのはよほどの才能がないと難しいと思います。
音楽以外の収入源がないと音楽だけで生活していくのは厳しいです。
ですから、演奏しながら教えるという活動をしている音楽家が多いです。
いつでも教える事ができる様に教え方も同時に学ばれたら良いと思います。
演奏家としてやっていくならば、素晴らしい演奏家としての腕があればエージェントに所属、またはオーケストラに所属する、でしょうね。
オーケストラに所属したとしても教えながら、という人が多いです。
個人でやっていくならばよほどオリジナリティー、強みや売りがないと存続していくことは難しいです。
音楽を通して何を成したいのか?目標や志は何なのか? 自問自答しながら音楽を続け、音楽を通して自分を高め、音楽を通して多くの人を喜ばせ、自分も喜び、そして自身の魂を音楽を通して<昇華>させる事ができればこの上ない喜びです。
人生楽しんでくださいね。

(2024年1月取材)


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