第9回 松山 真寿美(サクソフォン奏者)
鹿児島出身。13歳よりサックスを始める。洗足学園音楽大学卒業後、鹿児島新人演奏会に合格、出場。
2006年、浜崎あゆみ「secret」のアルバムに演奏参加。2009年、ヴァイオリンニスト古澤巌監修のコンサートに出演。
2014年より演奏会プロデュースも手がけるなど、活動の幅を広げる。2015年よりシンフォニークルーズにて演奏。
現在フリーで都内中心に音楽指導、演奏活動中。
★ユニット活動
♪SapiMeMu ピアノ(アコーディオン)&サックスDUO
♪Reunion saxophoneカルテット
ソプラノ 中村 匡児
アルト 松山 真寿美
テナー サイモン・コスグローブ
バリトン 高橋 賢
♪東京ギャルド
ロック、クラシックバンド
ヴァイオリン MAISA
サックス MASUMI
ピアノ ERI
1.音楽を始められたきっかけと現状
幼稚園の頃から、祖母に歌のお姉さんみたいになりなさいと言われ、歌番組を観ていました。
父もカラオケが好きで、カラオケの機械が家にありました。
それから、音楽が好きになり、小学校6年間ピアノを習い、中学生に入ったら、吹奏楽部があり、そこでサックスに魅了されて音楽家になりたいと強く思いました。
鹿児島出身ですが、近くの公立高校に音楽科が出来たので、そこで学び、洗足学園大学を受けました。
クラシック、サックス科で学びましたが、今は、ジャズも勉強しながら演奏しています。
今は、レッスン、演奏の仕事など音楽だけの仕事をしていますが、ここまで来るのに、大学卒業して10年近く掛かりました。
2.音楽家を目指す人へのメッセージ
音大で勉強するため、期待と夢を抱き上京してきました。
入学してすぐに顎関節症になり、楽器が吹けなくなりました。
先生にも、違う道を提案されることもありましたが、サックスプレーヤーになりたかったので、諦めずに続けてきました。
楽器が吹けるようになるまで10年掛かりました。
音楽家としてやっていける人は一握りですから、本気で音楽を仕事にしていきたいという想いが一番大事です。
演奏出来るようになってから道が拓けて仕事や演奏の機会も増えました。
仕事にしていくのは大変ですが、諦めずに信念もって活動することがとても大事だと思います。
音楽を愛するステキな仲間とたくさん出会い、素晴らしさをたくさんの方にとどけていかれるといいと思います。
(2017年3月取材)